今、世界で注目されている海洋プラスチックゴミ問題ですが、特に問題視されているのがマイクロプラスチックの存在です。
マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックとは、破砕されたレジ袋や食器、化粧品、洗剤等に含まれるマイクロビーズ。衣類などに使われるマイクロファイバー等から発生します。
大きさが5ミリ以下なので、下水処理場で処理しきれず、自然界や私達の生活の中に入り込みます。
私達は一週間で、クレジットカード1枚分のプラスチックを食物と呼吸により、体内に取り込んでいるとの調査結果も出ているようです。
マイクロプラスチックが引き起こす悪影響
マイクロプラスチックは、海洋生物の生態系にも大きく影響しています。海鳥、魚、貝、ウミガメ、クジラ等が海水に混ざったマイクロプラスチックをエサと間違えて食べてしまうと、炎症反応、摂食障害等に繋がります。
さらにマイクロプラスチックを摂取したプランクトンから始まる食物連鎖により、小さい魚から大きい魚へ、そしてそれを食する人間も、有害化学物質が体内に蓄積していくのです。
プラスチックの問題は海洋だけでなく、地球全体を汚染している恐れがあります。
2016年にフランスで、繊維状プラスチックの雨が降った事が報告されました。2017年にも中国で同じ報告がありました。
2020年には、川から海に流れたプラスチックゴミが破砕されてマイクロプラスチックとなり、波しぶきと共に大気中に放出されている事が分かりました。
今までは、川から流れたプラスチックの終着点は海だと思われていました。しかし実態は海のみならず、地球上の大気にも循環しているのです。
WHOは「マイクロプラスチックを食物により摂取しても、基本的には排出される為、心配することはない」としています。しかし、その排出した糞尿は下水処理場では全てを処理出来ません。
なので、それがまた川から海へと流れていき、川や海の生物に悪影響を及ぼします。
家庭から捨てたマイクロプラスチックがまた家庭に戻っている実態
そして、水道水は主に川の水なので、私達の家庭に戻ってくるのです。アメリカの調査でも、水道水の94.4%から繊維状のマイクロプラスチックが発見されたそうです。
呼吸によって肺に入ったマイクロプラスチックの危険性は未知数です。水に溶けないプラスチックは、肺に入ってしまえば、そこに溜まり続けます。
繊維状のマイクロプラスチックは、アスベストと同じような症状をもたらす恐れもあります。
人類の創造した科学、今の生活には欠かせないプラスチックが、こんなにも地球環境を悪化させ、人体へも悪影響を及ぼすのです。
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